ミル

 スピリッツに掲載された、新人賞みたいなものに輝いた読み切り。いわゆるテンプレなオチモノ系(押しかけ女房モノ)なのだが、しみじみとした、いい味わいのある物語になっていた。この作品で連載準備にかかるらしいが、画力の向上は必須としても、持ち味まで失くしてしまわないよう担当編集さんには気を遣って欲しいかも。