一人相撲

 壮絶なバカをやった。財布をなくしたと思い込み、みっともなくあたふたと駆けずり回ったのだ。生命線に等しいキャッシュカードはもとより、見られちゃ困るものがありすぎたので脂汗もだくだくだった。結果として死角に落ちていたのを発見し事なきを得たが、カードは止めた後でしたとさ。仕方ない。いい戒めになった。