江戸の牙(第25話)

 セミファイナルです。今回は異色というか、剣さんと半兵衛さんの二人だけで討ち入ってました。相手は瓦版屋。今でいう新聞社かな。スキャンダルをでっち上げてネタを買い取れとゆすりをかける、性質(たち)の悪い連中です。首魁は江戸の牙のことをただの殺人集団と罵り、ゆすりに精を出す一方で江戸の牙の正体も探っおり、もうほとんど実態を掴んでいたのですが、公にする前にゆすりで地雷を踏んで牙たちの、正確には半兵衛さんの怒りを買ってしまいました。二人の牙によって悪の瓦版屋は殲滅され、首魁も拳銃で応戦しましたが、かなう筈もなく、瓦版を撒き散らしながら膾斬りですよ。死ぬ間際に「おまえたちの正体はいずれ白日の下に晒されるぞ」みたいな内容の言葉を残していきましたが、これは最終回への布石なんでしょうね。ラストは妙に事情に詳しい正義の瓦版屋が復活していつものシメがきたところで、さあ、いよいよ次回で最終回! 四匹の、いやさ五匹の牙の活躍に期待!!