SRC(SRC感想)

守護神獣_哭焔凱グレンレギア・第1話
 オリロボシナリオ。全6話とのこと。手軽っぽいと思ってやってみました。
 かっこいい主人公が、バケモノから親友と女友達を助けるべく奮闘するも死亡。でも現れた狐っぽいロリに復活させてもらってロボットのパイロットになりましたよ。
 戦闘は、対ザコ戦は孤立したビルの地形効果を利用して乗り切り、いざ勝利条件である中ボスを迎え撃とうと……って、敵のボス動きません。取り巻きがすべてやられても不動。何ターン待っても微動だにしません。仕方ないのでこちらから。ひらめきをかけつつ敵の懐に飛び込んで最大攻撃を叩き込むこと計3度。最後はさくっと削って勝利です。
 主人公のMOっぷりを見せつけつつ、蠢動する敵方を描写したりして次回へ続きました。

 ……このシナリオのアピールポイントってなんだろう。戦闘アニメ?
 プレイしててイマイチ茫洋として掴みどころがなかったというか、たとえば一生十八氏のシナリオにはドギツイ個性を持ったキャラはそんなに出て来ませんが、泥臭いほど丹念に物語を構築していて、そうして積み上がったものをプレイヤーに提示しています。そのなかで、良きにしろ悪きにしろ、キャラが自分を主張していました。
 対してグレンレギアは練りこまれていない印象を受けました。
 シチュエーションが王道として納得できる域に達しておらず、テンプレに堕しています。これは、見せかた一つで変わってくる筈なので、是非とも推して敲いてみてほしいです。とは言えまだ1話。結論を出すには早すぎますね。もう少しプレイしてみます。

■重箱の隅
フォクシー「取り付いていた低級魔幻者達も時期に消え去りましょう」
 「取り憑いていた」、「直に」、のほうが適切かも。