凸凹

 昼、店名と味を変えて新装開店した「らーめん道場」で食事。悪くないとんこつ醤油ラーメンだった。たまに食べるくらいなら十分だろう。
 夜になって叔母が危篤。母と親戚を病院まで送り、泊まっていくとのことで私だけ帰宅したが、程なくして亡くなったとの報せ。人生の最後の期間が、声も失っての長い拘束だけ、という事態を、自分に置き換えてみると恐怖でしかない。人間一人一人の、禍福の軽重を思うとやり切れなくなる。