週刊少年チャンピオン

 エンディングも近いのだろう「ナンバデッドエンド」がとてもいい感じ。ここに至るまでの描写を本当に丁寧にやってきたことが実ってる。巻頭に持ってきた編集部に感謝。
 「範馬刃牙」は、まあ、今更だよなあ。13歳のバキが強豪ヘビー級ボクサーを手玉に取ってるし、最大トーナメントでは現役ヘビー級チャンプも作品世界での実力を測定されてる。こういう結果は全く想定内。それでもこの流れが結末のための、何がしかの一手なのだとしたら、烈が世界的に注目されることで、彼以上の実力者である範馬父子の対決を表世界に喧伝する、といったところか。でもそれって「B・B」の最後にやった、地球規模的対決を彷彿とさせてしまうよなー。
 「ギャンブルフィッシュ」最終回。中盤の盛り上がりに比べてしまうと、残念な終盤だった。