新・三銃士

 最終回。さすがの大団円だった。ただしその流れに紛れて異種交配やら死者蘇生やら懲りない大人たちとかの遊びが盛り込まれ、まさにパーティーの鍋状態。それでも枢機卿をやり込める成長したダルの姿と、打つべし打つべし払うべしできれいにまとまるのだから、脱帽。
 また、文字通りの人形劇であり、角度や光の当て加減、眉毛のギミックなどで工夫していたにせよ、限られた人物の表情で物語を動かしていくその手法は、何気にSRCシナリオの書き手には参考になったのではないかとも思ったり。