にぎわい座で初めてプロレスを観た。地下の小スペースを使用したもので、ぱっと見て、客席が全部埋まったとしても100人がせいぜいだろう。しかしそんな狭い空間だからこそ、バンプの音が耳に直に響く。前半の若手主体のカードは遊びがそれほどなく、直球勝負でなかなかよかったが、後半の、おそらくは本来のスタイルになってから、ふざけ過ぎに見えてしまい、ちょっとかったるく感じたけれど、他のお客さんは楽しめたのだろうか。インディーだけあって、大半の選手の背丈はメジャーのそれとは比べるべくもなかったが、一部選手の肉の厚みは感心するものがあった。
