ぬらりひょんの孫

 週刊少年ジャンプ連載の妖怪まんが。踏ん張って踏ん張ってノシ上がって来た。ワンピがその座を譲ることはないとしても、うまくいけば次代の看板となりうる作品へと変貌しつつある。連載当初より、密度の濃い気合の入った描きこみで、ほかとは一線を画してはいた(巻末の作者コメントでもえらく前向きなものが多かった)が、いまひとつ波に乗り切れずにいた。それがここに来て、かっちりと歯車が噛み合ってきた印象が強い。バクマンあたりでこの推移を分析してもらいたいが、あっちはあっちでラブコメモードに入ってるようだから難しいか。