SRC(SRCシナリオ感想)

 一段落したのでイヤらしく楽しもう。
拠点防衛デミレードYKR
 「次のナニカ」の作者、ハクさんの新作シナリオ。なんと全篇フルボイス。斬新でした。声付きシナリオというのは、無駄さんが構想してたなーと。
これが勇者の冒険談
第1章エピローグ
 戦闘パートは無し。アリシア王女の誕生パーティーの夜を通じて、アルフの揺れ動く気持ちを、彼を見守ってきた者たちが炙り出していく。淡々とした流れではありましたが、キャラの会話を読むにつれ、お祭騒ぎのパーティーの情景が目に浮かぶようでした。
■重箱の隅
・エミィ「〜エミィの誕生日パーティに参加するに〜」 → アリシアの、では。
・アルフ「しかも、持ち替える気マンマンです」 → 持ち帰る、かな。
・キニー「〜本当はうちのダーリンも連れてきたかったんけどね〜」 → 「連れてきたかったんだけどね〜」かも?
第2章クエスト01
 初めての旅! アルフと二人きりの道中! と、それぞれ興奮する理由を抱えての最初の一歩。大切なことなので二度言いますよ的な物言いをする新婚さん夫婦冒険者、フランクな貧乏武闘家との出会いを経て、「外」におけるファースト・バトル。相手はワーキャット? 一匹だけだし楽勝! ……肝は池だな。うまく誘導して、接近される前に地形補正を受けられる井戸に陣取れば勝てるだろ、と甘く見ていたら、この猫人間がやたらと強くて参りました。負けてもクリアになるのを確認しましたが、だからといって引き下がれるかーッ! とばかりに再挑戦。光明は見えていたので実践あるのみ。そう、「さくせん」! アルフの能力を高め、代わりに仲間の能力を下げてしまう「ぼくにまかせて!」だ。これタイマン時でも使えるのは凄く便利だよなー、というか、これ「さくせん」を使わせるための戦闘だろと作者の手のひらで踊りつつも、初挑戦時と同様に距離を詰めてくる猫人間を誘導し、アルフを井戸に陣取らせ、SP集中を使いつつ、ブーストされた戦闘力で難敵を撃破! うん。見事に「さくせん」のありがたみをおぼえさせられました。してやられました。
■重箱の隅
・アルフ「〜折角夢だったんだ旅をしてるんだ〜」 → 「〜折角夢だった旅をしてるんだ〜」かな?