プラネット・テラーinグラインドハウス

 ららぽーと横浜内、TOHOシネマズにて。場末の映画館で上映されている、しょーもないB級映画をコンセプトにつくられた二本のうちの一本。片割れのデスプルーフは今週か来週の金曜まで上映とのこと。こっちも観なくては。そんでもって、ものすごいマッチョな映画「マチェーテ」の予告編(予告だけの映画らしい)の後に始まったのは、えらく金のかかってそうな素敵なゾンビ映画でした。ゾンビ、バタリアンターミネーター、その他諸々の、あの辺の映画のお約束を随所に盛り込んでいて、テーマとか、観た後に何がしかの感慨に耽るとかは一切ないものの、とても面白くすっきりとした気分になれました。パンフとか購入して読んでみると、音楽も監督が手がけているとのことで、SRCにも通じるものがあるなーとか思ったり。シナリオ屋で、音屋。親類を出演させていることを拡大解釈すればアイコン屋でもあるわけで……と、さすがに無理があるか。エル・レイがいきなり超アクションで戦い始めたところは吹き出しました。なんつーか、ニヤニヤしながら楽しく観られましたね。傍から見たら不気味この上なかったのでしょうがー。