ぼくらの(第12話)

 8人目、マキの話、前篇。今回もやっぱり家族絡み。これまでジアースに搭乗した少年たちの物語には、共通して「家族」というテーマが色濃く描かれているわけなのですが(前回のモジくんにしても、同じ施設で育ったわけで、やっぱりこの括りが適用されるんだろう)、マキの場合は養子という立場、それに母の出産が間近という状況でした。これまでウシロに何かと突っかかっていたのはなるほどこういう背景があったんですね。しかし弟の誕生に立会いたいという思いはやっぱり裏切られ、ジアースで戦いに臨んでしまうマキ。田中さんもいろいろと動いているようです。残り半分のパイロット、で、おそらく2クールだろうから物語も次回で折り返し地点。この時期、他にとても面白い作品は複数ありますが、「結末が気になる度」で計測すれば「ぼくらの」だよな、と一人納得する鬱大好き野郎がここに。