センゴクプー

　発砲の芝居は「ゴージャスキス」以降、大半は観てきたけれど、「ゴメンバー」とこの「センゴクプー」は、ハッピーエンドという言葉で締め括るにはちょっと無理があると思っている。無条件で「良かったー」とはならないのだ。終わった後に、何か閊えたような感じが残る。だから両作品は発砲の作品のなかで同系統に属していると思ったりなんかする。で、なんでまた今更こんなこと書いてるかというと、ふとセンゴクプーで検索してみたところ、発砲の芝居ではなく、ジャニーズのひとを主役に据えたバージョンが先頭に出てくるからだ。以前に「幕末蛮風」なる芝居をきだ氏が書いてるのはチラシで見たけれど、おそらくは「センゴクプー」を受けての第二弾的なものなのかなと思ったり。雷蔵やその他の役に発砲の役者さんが配されてるのを見ると、なんだかこっちも観たくなってきます。つか、発砲解散した現在、私は何を観たらいいんだろうか。