仕事で使う文書に「ッ」を入れて叱責される夢を見た。何が言いたい私の深層意識よ。いや、分かってはいるつもりだ。この、生煮えの状態に決別しろということ、やるならやるではっきりしろと言いたいんだろ。
 刹那的な享楽に溺れ、骨抜きにされて、それでもなお、目線をあちこちにさまよわせている。死ぬまでモラトリアムかよ、と情けなくなるが、どう足掻いてもこれが私。どうしようもない私だ。
 ろくな生活をしてないゆえに長生きはしないしいつまでこの仕事をやってられるかも判らない。やれるうちにやれることをしておきたいものだ。たとえ稚拙で、みっともないものであったとしても。