江戸の牙(第22話)

 寺社奉行への栄達を目論む悪党どもを虐殺しました。義賊の土蜘蛛一味の腕利きだった、女郎蜘蛛の異名を持つ女は、仲間の一人の裏切りによって一味が崩壊したことを機に堅気となっていましたが、弟を人質に取られ、再び盗みを強いられます。助けに行った剣さんは落とし穴に嵌り縛られ、回りくどい罠を仕掛けられる始末です。その場でさくっと殺しておけばよかったものをなあ。で、女郎蜘蛛は弟をかばって斬り殺されてしまい、怒りに燃える剣さんは閻魔様のお使えとなって屋敷へ討ち入るのでした。しかし毎回これだけ奉行級の要人が天誅くらってるのに、皆そんなに悪事に慎重になっていないのが気になります。自分だけは大丈夫と思ってるのかな。久しぶりに善玉ゲストに死亡者が出ましたが、全体の内容はピンと来なかったように感じました。殺陣の最中に半兵衛さんが間さんを敵と間違えて「紛らわしい!」とおどけるシーンがありましたが、これが伝さんだったら間さんをばっさりやってたかもしれないなあ、とかとか。